ワークフローのアクションが期待した順序で実行されない場合

ワークフロー・オートメーションページに記載されたルールの順序により、ルールがいつトリガーされるかが決まります。
時には、より高い順序のワークフローが、より早いワークフローによって実行されたアクションを取り消すという状況に遭遇することがあります。

例えば、新しいインシデントチケットを作成した場合、サービスデスクに設定された全てのワークフローオートメーションが実行されるわけではありません。
インシデントが作成されたときに実行するように設定されたものだけが実行されます。
これが、同時に実行される他のビジネスルールに関連してビジネスルールを順序付けることが重要である理由です。

以下は、ワークフローを順序付けるための推奨事項です。

・チケット値の変更または更新：
ステータス、優先度、フィールド値などのチケット値を変更するオートメーションは、最初にリストされるべきです。
これらのルールはチケットの割り当てや通知に影響します。
・チケットの割り当て：
チケットをグループまたは個々のエージェントに割り当てるオートメーションは、次にリストアップします。
・通知：ユーザーに通知を送信するように設定されたオートメーションは、最後にリストする必要があります。これにより、Eメール通知を送信する前に、システムが必要な変更を行うことができます。

ワークフローが期待された順序で実行されない場合は、以下の手順に従って問題を解決してください。

1.チケット一覧ページでチケットをクリックし、そのチケットで実行されたワークフローを分析します。
2.[アクティビティ］タブに移動し、チケットのアクティビティセクションをスクロールして、 ワークフローの実行順序を確認します。
3.矛盾が見つかった場合、期待された順序で実行されなかったワークフローのアクションブロックと条件ブロックをチェックします。
4.2つのワークフローでアクションや条件が重複する場合、ワークフロー・オートメー ターで定義された順序で実行されます。
5.別のルールで実行されたアクションを変更するオートメーション ルール間のコンフリクトを避けることを推奨します。
6.ワークフローに必要な変更を加えてコンフリクトを回避し、ワークフローを保存します。
7.また、ルールの実行順序を変更することもできます、
a.ワークフロー・オートメーションページの [ 並べ替え ] ボタンをクリックします。
b.正しい順序でルールをドラッグ＆ドロップします。
c.[保存]をクリックして、順序を確定します。


問題が解決しない場合は、https://orangeone.freshdesk.com/support/tickets/new までご連絡ください。