すべてのチケットのフィールドを一括更新する

Freshserviceの一括更新機能では、全てのチケットのフィールドを同時に更新することができます。
このガイドでは、Freshservice ですべてのチケットのフィールドを一括更新するために使用できるさまざまな方法を説明します。

・一括アクションの使用
・シナリオオートメーションの使用
・スーパーバイザルールの使用
・スケジュールされたワークフローを使用する
・APIを使用する


一括アクションの使用
Freshserviceでチケットを一括更新する一つの方法は、「一括更新」アクションを使用することです。

方法は以下の通りです：
1.Freshservice のチケットリストビューに移動します。
2.右ペインのフィルタを使用して、更新したいチケットをフィルタリングします。
3.フィルタリングされたチケットを選択し、一括更新をクリックします。
4.更新したいフィールド名と値を入力します。
5.チケットの更新をクリックして変更を適用します。

このオプションは、チケットフィールドのサブセットを一度だけ更新したい場合に使用できます。
例えば、解決メモの更新やチケットのクローズなどです。

※チケットリストビューから実行するために選択できるチケットは最大30枚までです。
　また、プライベートノートやパブリックノートを追加することはできません。
　一括更新を選択するたびにアクションを記述する必要があります。


シナリオオートメーションの使用

シナリオオートメーションを使用することで一括更新をすることが可能です。

方法は以下の通りです：
1.Freshserviceでシナリオオートメーションを作成します
2.チケットリストビューで更新したいチケットを選択します。
3.これらのチケットで実行したいシナリオオートメーションを選択します。
4.シナリオの実行 をクリックします。

このオプションは、チケットを定期的に更新する場合に使用できます。例えば、チケットをグループに割り当てたり、カテゴリを更新したりします。
※このオプションには、チケットリストビューから実行のために選択できるチケットの上限が30枚という制限があります。


スーパーバイザルールの使用
スーパーバイザールールは、1時間ごとに実行され、ルールに記載された条件に基づいてチケットを更新する、自己実行型の自動化です。

方法は以下の通りです：
1.Freshservice でスーパバイザルールを作成する
2.ルールの条件とアクションを指定します。
3.ルールを保存します。

※このルールは、過去30日以内に作成または更新されたチケットに対してのみ実行されます。


スケジュールされたワークフローの使用
ワークフローオートメータと同様に、スケジュールされたワークフローは、指定されたモジュール内のすべてのレコードに対して、または指定された条件に基づいて、事前に定義されたスケジュールで実行されます。

方法は以下の通りです：
1.Freshservice でスケジュールされたワークフローを作成します
2.ワークフローの条件とアクションを指定します。
3.ワークフローを保存します。

※
1.プライマリ（最初の、デフォルト）条件ノード（デフォルト）は、""Match any/all conditions ""を持ちません。
2.NO 条件のアクションノードは、プライマリ条件には設定できません。
3.以下のケースは実行対象外となります
1.ゴミ箱にある資産
2.6ヶ月以上更新されたチケット
3.クローズされ解決されたチケット
4.削除されたチケットとスパムチケット
5.承認待ちチケット


APIの使用
サービスデスクから全てのチケットをエクスポートし、API を利用してチケットを更新したい場合、
以下の手順で行うことができます：
1.Freshservice サービスデスクからすべてのチケットをエクスポートする
2.チケットフィールドを更新するために Freshservice API を使用します。


これらのオプションについてサポートが必要な場合は、Freshservice サポートまでご連絡ください。
https://orangeone.freshdesk.com/support/tickets/new