Freshworks製品よりエクスポートしましたCSVファイルをMicrosoft Excelなどの表計算アプリで開くと文字化けしてしまうことがございます。

理由については、Excelの初期設定において文字コードはShift-JISコードが設定されており、もしCSVファイルの文字コードがその他の文字コードであった場合、文字化けが起こるためです。

この記事では、文字化けを回避する方法をご案内いたします。

目次

• 対象製品
• 1.Excelへインポート時に文字化けを解消する手順について
• 2.Freshworks製品へアップロード時にエラーを解消する方法について
• 3.ファイルヘッダーの条件について

CSV形式が日本語だと文字化けする原因について

ダウンロードした CSV ファイルを Excel で開くと文字化けするのは、
Excel が CSV ファイルを開くときに SJIS 文字コードで開くようになっていることに起因しております。
そのため、CSV ファイル自体が始めから文字化けしているのでなく、Excel 側の仕様の問題となります。

Freshservice製品 に限らず、多くの一般的なアプリやシステムは、文字コード UTF-8 をベースに構築されています。UTF-8 は日本語にも対応しております。

UTF-8 から SJIS (ANSI) に変換する方法

Freshservice からエクスポートした CSV ファイルは UTF-8 になっているため SJIS に変換します。
1) Freshservice からエクスポートした CSV ファイルを右クリックして、
   [プログラムから開く] → [メモ帳] をクリックします。

5) 上記 4) で保存したファイルを Excel で開き文字化けしないことを確認します。

〇 SJIS (ANSI) から UFT-8 に変換する方法

Freshservice に csv ファイルをアップロードする場合は UTF-8 形式である必要があります。
SJIS (ANSI) から UFT-8 に変換したい場合は、同様に以下の手順を実施します。

1) 対象の CSV ファイルを右クリックして、[プログラムから開く] → [メモ帳] をクリックします。

2) 画面右下に "ANSI" と表示されているので、読み込んでいる文字コードは "ANSI"（SJIS） であることが確認できます。

3) [ファイル] メニューから [名前を付けて保存] をクリックします。4) 文字コードの一覧から "UTF-8" を選択し、任意のファイル名で保存します。
　 ※一覧のメニューに "UTF-8 (BOM 付き)" もありますが、"UTF-8" を選択します。

5) 上記 4) で保存したファイルを Freshservice のインポート処理で指定してください。

Excelへインポート時に文字化けを解消する手順について

1. 文字化けは以下の手順で解消できます。
2. Freshworks製品（例：Freshserviceなど）からエクスポートする
3. Excelを立ち上げる
4. データタブへ移動する
5. 「データの取得と変換」パネルより「テキストまたはCSVから」を選択する
6. 1.のCSVファイルを選択し「インポート」をクリックする
   CSVデータを「Unicode（UTF-8） 」→「読み込み」をクリックする
   　　　

Freshworks製品へアップロード時にエラーを解消する方法について

Freshworks製品（例：Freshserviceなど）へアップロード（インポート）する方法は以下の手順で行えます。

1. 作成したExcelを「CSV UTF-8（コンマ区切り）」にて保存する
2. CSVファイルをFreshworks製品（例：Freshserviceなど）へインポートする
3. Freshworks製品（例：Freshserviceなど）の規定フィールドとファイル内の項目のマッピング設定をし、「インポート」を押す
   　　

ファイルヘッダーの条件について

本件に関してご不明点がある場合は、弊社サポートセンター（https://orangeone.freshdesk.com/support/home）までご連絡下さい。