リレーションシップマップで関係性を可視化

資産の関係を理解することは、効率的なサービス管理とサービス提供を実現するために重要です。この情報は、変更展開の影響を評価し、重要な問題の根本原因分析を行うために使用されるからです。

ITチームや資産管理者は、日々関係データを扱う必要があるため、資産関係マップのユーザーエクスペリエンスを向上させるための機能拡張を展開しました。

アクセス方法
・インベントリに移動して、必要なアセットを開きます。
・Relationshipsタブをクリックします。
・ミニマップモードに切り替え、「フルページマップを開く」をクリックすると、完全なマップが表示されます。

アセットリレーションシップの方向性を視覚化する
アセットリレーションシップを視覚化する際、アセットに上流または下流の影響があるかどうかを理解するために、その方向性が重要です。
例えば、アンドレアのノートパソコンがここの問題で影響を受けた場合、下流の関係もすべて影響を受けることになり、上流の関係もすべて原因となりうる可能性があります。
このような資産関係の方向性を簡単に視覚化できるように、Freshserviceの新しい垂直および水平マップでは、依存関係の流れや、CIが他のCIにどのような影響を与える可能性があるかを明確に示しています。

関係性のレベル

資産関係の情報は、適切な抽象度で表示されないと、ノイズや理解不能になる傾向があります。Freshserviceの資産関係マップでは、マップに表示する関係レベルの数を選択することができるようになりました。各レベルには、そのレベルの上流と下流の関係が表示されます。
※デフォルトでは、3つのレベルが表示されます。

詳細と関連付けの表示
リレーションシップ マップを表示しているときに、資産の詳細を確認したり、資産に関連する問題 (チケット、問題、変更、アラート) の詳細を得たりすることができます。
・詳細と関連付けを表示する資産をクリックします。
・[資産詳細]では、影響、資産状態、使用者、管理者の詳細を確認することができます。
・[未解決の問題］の下に、資産に関連するオープンチケットやアクティブアラートを見つけることができます。

資産リレーションシップの作成
新しい資産を導入する際には、インベントリ内の既存の資産と適切な関係を構築して、効率的に管理する必要があります。このような関係は、リレーションシップマップからシームレスに作成することができます、

・新しいリレーションシップを作成したいアセットの上にカーソルを置き、リレーションシップを追加するをクリックします。または、アセットをクリックし、リレーションシップを追加することもできます。
・新しいリレーションシップを設定する「タイプ」と「アセット」を選択します。
・上流と下流のリレーションシップを選択し、Addをクリックしてリレーションシップを作成します。

その他の機能強化
・アーカイブされた/削除されたアセットは、マップビューでグレーアウトされます。
・ズームやノードの移動など、基本的なインタラクションを備えたスケーラブルなマップとなります

新しいリレーションシップマップでのビジュアル表記
リレーションシップマップが形成される基となるルートアセット
非サービス型アセット
サービス型資産