Freshservice製品に搭載されているAPI情報を更新し、外部アプリとの連携面を強化する為に、2022年11月30日までに現行の「API V1」が廃止され、「API V2」に移行されます。
※ Freshservice製品が提供するサービスの品質を向上させる為に、一部機能においてアップデートを予定しています。
お客様でご利用頂いている環境によりましては、ご対応が必要な場合もございますので本記事をご一読頂けますようお願いいたします。
概要
Freshserviceで扱うAPIのバージョンが更新されることに伴い、現行の「API V1」をご使用している場合、更新された「API V2」に基づいた設定をお願い致します。
時期 | 詳細 | 備考 |
2022年11月30日 | 以下の機能を現行のAPI V1で使用している場合、更新されたAPI V2を用いての設定が必要になります。
| 2022年12月1日以降、API V1は動作しない場合がございます。 |
内容
API仕様の変更
以下に示しています「API V2 仕様書」をご参考に、ご利用環境に応じて設定をお願い致します。
API V2 仕様書は以下のリンクから確認することが可能です。
https://api.freshservice.com/
参考:API V1 仕様書は以下のリンクから確認することが可能です。
https://api.freshservice.com/v1/
API V2の主要な変更点
プラン種別に応じたAPI呼び出し数
APIの安定性と拡張性を向上させるため、時間単位から分単位のレート制限へ移行しています。アクション呼び出し数/分 Free Growth Pro Enterprise 全体 100 200 400 500 Sub Limits 全てのチケットの
呼び出し40 70 120 140 チケットの閲覧 50 80 140 160 チケットの作成 50 80 140 160 チケットの更新 50 80 140 160 全てのアセットの
呼び出し40 70 120 140 アセットの更新 50 80 140 160 全てのエージェント呼び出し 40 70 120 140 全てのリクエスタ
呼び出し40 70 120 140 エラー対応の改善
エラーを特例するためのHTTPステータスコードを使用して、エラーのあるAPIリクエストを迅速かつ正確に修正します。
APIリクエストの結果がエラーの場合、HTTPステータスコードからエラー種別を判別することができます。
【HTTPステータスコード一覧】HTTP
ステータスコードテキスト詳細400 Client or Validation Error リクエストボディ/クエリの文字列が正しい形式ではありません。例えば、Create a ticket APIの場合、requester_id フィールドを送信する必要がありますが、不備がある場合にこのステータスコードが返されます。 401 Authentication Failure 認証ヘッダーがない、または、不正確な場合にこのステータスコードが返されます。認証ヘッダーの詳細については、こちらをご覧ください。 403 Access Denied リクエストをおこなったエージェントが、APIの呼び出しを実行する権限を与えられていないことでこのステータスコードが返されます。以下の要因が考えられます。
・このAPIコールは管理者レベルの認証情報を必要とする
・Freshserviceポータルで対応する機能が有効ではない
・ユーザーがログイン失敗回数の上限を達している
・アカウントがエージェント数の上限に達している404 Requested Resource not Found リクエストに無効なID/Freshserviceドメインが含まれている場合、またはURL自体が無効な場合に、このステータスコードが返されます。例えば、無効なIDを持つチケットを取得するAPIコール等。 405 Method not allowed 間違ったHTTP/メソッドを使用した場合に、このステータスコードが返されます。例えば、/api/v2/tickets エンドポイントへのAPI PUT リクエストは /api/v2/tickets は GET と POST リクエストのみを許可しているため、エラーとなります。 406 Unsupported Accept Header application/jsonと*/*のみ対応しています。
ファイルアップロード時はmultipart/form-dataをサポートします。
409 Inconsistent/Conflicting State 作成/更新されるリソースが不整合または競合する場合に、このステータスコードが返されます。 415 Unsupported Content-type コンテンツタイプはapplication/xmlには対応していません。application/json のみサポートされます。 429 Rate Limit Exceeded Freshserviceドメインに割り当てられているAPIレートの上限に達した場合に、このステータスコードが返されます。 500 Unexpected Server Error Freshservice側でのエラーを表しています。こちらのエラーを検出された場合、弊社サポートセンター(fw-support@orangeone.jp)までお問合せください。
エラーレスポンス
HTTPステータスコードに加え、デバッグに必要な情報が表示されることがあります。
以下は、エラーレスポンスのサンプルです。フィールド 詳細 field リクエストフィールドにより発生したエラーです。HTTP 400の場合にのみ該当します。 message メッセージによる詳細エラーです。 code 機械的に解析可能なカスタムコードエラーです。 新規APIの追加
チケットに関する新たなAPIの追加JSON(Javascript Object Notation)のみサポート
SSL呼び出し(HTTPS)のみサポート
Freshserviceドメインのみサポート ※カスタムCNAMEを除く
ページサイズを100まで指定可能
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