本記事では、Freshdeskにおける
・解約リクエスト後のアカウント遷移
・保持期間
・データ削除プロセス
・サブスクリプション残期間がある場合の挙動 を整理したものです。
Q1. 解約リクエスト後のアクセス制限はどうなりますか?
1. 解約リクエスト後のアクセス制限
・解約リクエストが提出されると、解約予約処理が行われ、アカウントは「停止状態(suspended)」に切り替わります。
この状態では以下の制限があります。
・ログインおよびUI閲覧は可能
・機能は制限され、以下は利用できません
・チケット作成
・メール送信
・ヘルプデスクは読み取り専用モードで動作する
Q2. 解約後の14日間の保持期間(Retention Period)とは?
2. 14日間の保持期間中
・お客様はログインしてUIを閲覧できますが、アカウントは停止状態に切り替わっています。
・アクセス自体は可能ですが、機能が制限されます(上記参照)。
▼保持期間中に可能なこと
・データの閲覧
・データのエクスポート
▼保持期間終了後
・アカウントは永久削除(Permanent Deletion)に移行します。
・ログインしようとしても、次のような「アカウントが見つかりません」画面が表示されます。

Q3. サブスクリプション期間が終了していない状態で解約リクエストを出した場合の動作は?
3. サブスクリプション期間が終了していない場合のシナリオ(例示)
例
・サブスクリプション終了日:2025年12月31日
・解約リクエスト提出日:2025年12月1日
アカウントの状態遷移は以下の通りです。
2025年12月31日(サブスクリプション終了)まで
・アカウントは通常どおり完全に利用可能2025年12月31日以降
・アカウントは停止状態に移行
・ログインおよび閲覧は可能
・作成系機能は利用不可停止状態から14日間(保持期間)
・データ閲覧およびエクスポートは引き続き可能
・チケット作成などの機能は引き続き利用不可保持期間終了後
・アカウントデータは完全に削除
・ログインを試みると「アカウントが見つかりません」画面が表示される(上記画像)
Q4. データ削除のためにお客様側で何か作業は必要ですか?
・不要です。
・保持期間終了とともに、Freshdesk側でデータは自動的に完全削除されます。
・お客様側で追加の削除作業をしていただく必要はありません。
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