SCCMとFreshserviceのアカウントを統合する方法

FreshserviceとSCCMの統合により、SCCMで利用可能なハードウェア、ソフトウェアインベントリ、ユーザ情報をFreshserviceと同期することができます。

SCCMは、Discovery Probeを使用してFreshserviceと統合されます。

Discovery Probeは、Freshserviceのアカウントからダウンロードできます。Probeのセットアップ中に、Probeの構成タイプを選択する必要があります。SCCM Integrationを選択し、「次へ」をクリックします。これで、Probeは自動的にFreshserviceと認証されます。

ProbeとFreshserviceの認証に成功すると、SQL認証情報またはWindows認証情報のいずれかを使用してSCCMに接続することができます。SCCMのデバイスとユーザー情報が利用可能なSQLサーバー名、ポート、データベース名、インスタンス名を入力します。


SCCM への認証には、2 つのオプションがあります。

・SQL 資格情報を使用する場合、SQL ユーザーはこのデータベースのデータ読み取り 権限(db_datareader)を持っている必要があります。
・Windows Credentials を使用する場合、ユーザー（ドメインユーザー）がこのデータベースのデータ読み取り権限（db_datareader）を持っている必要があります。

保存する前に、SQL Server の接続が確認されます。詳細が正しくない場合、Probeは以下のようなエラーメッセージを表示します。

インポート画面では、ユーザー、資産、またはその両方をインポートするかどうかを選択できます。リストをすぐにインポートしない場合は、次のステップに進むことができます。

[スケジュールマネージャ]画面を使用して、SCCM の自動インポートをスケジュールすることができ ます。

ウィザードの構成が完了すると、インポートされたユーザと資産が一覧表示されたランディング画面が表示されます。
ユーザのインポートと資産のインポートのボタンをクリックすると、すぐにインポー トすることができます。
インポートボタンをクリックすると、インポートされるまでローダーが表示されます。

万が一、SQLサーバーの構成が変更された場合、次のインポートを開始する前に確認するように促されます。

SQL Server の詳細は、後で [設定] → [SCCM 設定] で変更することができます。SQL 接続を構成して検証した後、ユーザと資産をインポートできます。

設定タブでは、インポートスケジュール、Probe情報、SCCMの設定を確認できます


注意すべき点

・SCCM Inventoryの詳細についてMS SQLサーバーから照会する必要があるテーブルとカラムは、JSONで設定可能です。将来、カラム名やテーブル名が変更された場合、JSON ファイルで対応する変更を行うことができます。
・SCCM資産インポートごとに、LAST HARDWARE SCAN TIMEがProbeで利用可能な最大LAST HARDWARE SCAN TIME以上であるデバイスが適用されます。
・万が一、インポートの途中でProbeのウィンドウズサービスが停止したり、マシンがシャットダウンした場合、インポートは次にマシンが起動したときに再開されます。
・SCCMユーザーインポートは、SCCMで利用可能なすべてのユーザー詳細を、制約なく取得します。
・Probeのインスタンスでは、SCCMまたはNetwork Discoveryのいずれかを設定することができます。